2007年5月15日

昨日は気温が30度だったのに、今日は15度前後の肌寒い雨空。いったいどうなっているのと言いたくなる様な、気まぐれな天気です。家の中でもセーターが必要。

出版社の編集者から、次の本が正式に採用されるとの通知。長い間音沙汰がなかったので、心配していましたが、ほっとひといき。風邪と免疫低下で体調が悪く、どんよりとした心の空模様に、光がさしたような気がしました。日本はドイツと違って、本を出版する際に事前の契約がないので、書いた後も本になるかどうかがわからず、執筆者にとっては心配の種が多いのです。契約社会ではない日本の弱さ。

執筆者にとっては、初校の推敲は最も神経を集中しなくてはならない、プロセスです。どんなに編集作業のデジタル化が進んでも、これだけは手作業でなくてはできません。。

本を作る仕事の最終段階は、いまも手作業なのです。